「ウェビナーを開催したいが、運営ノウハウがない」「集客がうまくいかない」「商談につながらない」
こうした課題を抱える企業が増えています。コロナ禍以降、企業の成長戦略に欠かせないマーケティング手法となったウェビナーですが、成果を出すには専門的な運営ノウハウと配信環境の整備が不可欠です。
本記事では、200社以上の支援実績を持つAdAIの知見をもとに、ウェビナー代行サービスの活用メリット、選び方のポイント、そして実績豊富な代行会社10社を詳しく解説します。自社運営と代行サービス、どちらを選ぶべきか迷っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
\ウェビナーを商談につなげる8つのポイントとは?/
ウェビナーとは
ウェビナーとは、ウェブ上で行われるセミナーのことで、インターネットを通じてリアルタイムで参加者とコミュニケーションを取る手法です。場所や時間に縛られることなく、全国の見込み客にリーチできることから、BtoB企業の新たな営業・マーケティングチャネルとして急速に普及しています。
ウェビナー導入で期待できる成果:
- 地理的制約からの解放:移動時間ゼロで全国の見込み客と接点を持ち、1回の開催で複数地域から参加者を集客
- 開催コストの大幅削減:会場費・交通費が不要、社内リソースの効率化
- データドリブンな改善:視聴時間、離脱ポイント、アンケート結果を数値化し、PDCAを高速化
しかし実際には、多くの企業が「技術的なトラブル」「集客の伸び悩み」「低い商談化率」に直面しています。これらの課題を解決するのが、プロのノウハウと実績を持つウェビナー代行サービスです。
関連記事:ウェビナーとは?メリットから開催のステップまで紹介
ウェビナー代行サービスのメリット
ウェビナー代行サービスのメリットについて、内製運営で直面する課題と比較しながら解説します。
人材リソースの節約
【内製運営の負担】
ウェビナーの企画から開催後のフォローまで、すべてを内製で行うと膨大な工数がかかります。企画立案、告知ページ作成、集客施策の実行、リハーサル、当日の技術対応、参加者フォローなど、担当者がウェビナー準備に忙殺され、他の重要業務が滞るケースが頻発しています。
【代行サービス活用のメリット】
代行サービスを利用することで、クライアント側はコンテンツの準備と当日の登壇に集中できます。技術的な準備、集客活動、当日の運営サポート、フォローアップまでをプロが担当。空いた時間を商談準備や顧客対応など、売上に直結する活動に充てることが可能になります。
特に、少人数でマーケティングを運営している企業では、ウェビナーと他施策を両立させることが困難ですが、代行サービスの活用により「攻めのマーケティング」を継続できます。
配信トラブルのリスクを軽減できる
【内製でよくあるトラブル】
- 音声が聞こえない、画面が映らないなどの技術トラブル
- 参加URLの送信ミスや設定ミスによる参加者の機会損失
- 配信中の予期せぬトラブルで進行が中断
これらのトラブルは参加者の信頼を損ない、企業ブランドにも悪影響を与えかねません。
【代行サービスの専門性】
プロの代行会社は、配信環境の構築から接続テスト、バックアップ体制の準備まで徹底。経験豊富な技術スタッフが常駐し、万が一のトラブルにも迅速に対応。参加者に不快な思いをさせることなく、スムーズな配信を実現します。
また、代行会社は多数の配信実績から蓄積したノウハウを持っており、起こりうるトラブルを事前に予防する体制が整っています。
集客支援
【内製集客の限界】
自社のメールリストやWebサイトだけでの告知では、リーチできる層に限界があります。また、効果的な告知文の作成、適切な配信タイミングの設定など、集客には専門的なノウハウが必要で、経験がないと参加者が集まらないという結果に。
【代行サービスの集客力】
代行サービスは以下のような多角的な集客支援を提供:
- 共催パートナーのネットワーク活用で新規リード層へアプローチ
- セミナー告知プラットフォームへの掲載で認知拡大
- リマインドメールの最適化により参加率を向上
- ターゲットに合わせた広告運用で質の高い参加者を獲得
これらの施策により、自社単独では難しい規模の集客と商談創出が可能になります。
ウェビナー代行会社の選び方
ウェビナー代行会社を選ぶ際の失敗しないための3つのポイントを解説します。
実績と評判
同業界・同規模の成功事例があるかを重点的に確認しましょう。
【確認すべきポイント】
代行会社を選ぶ際は、単に「実績が多い」だけでなく、自社と同じ業界・規模での成功事例があるかを重点的に確認することが重要です。
- 業界特性の理解:BtoB/BtoC、製造業/IT/サービス業など、業界によって効果的なウェビナー手法は異なる
- 規模感の一致:大企業向けの豪華な配信と、中小企業向けの費用対効果重視の配信では、求められるものが違う
- 成果の具体性:「満足度が高い」ではなく「リード獲得数」「商談化率」など数値で語れる実績があるか
【情報収集の方法】
企業ホームページの事例紹介、口コミサイトのレビュー、可能であれば既存顧客への紹介を依頼することで、リアルな評価を確認できます。
提供するサービス内容
自社の弱点を補完できるサービスを提供しているかが選定の鍵となります。
【自社の状況に応じた選び方】
ウェビナー代行サービスは会社によってカバー範囲が大きく異なります。自社の現状と課題を明確にした上で、最適なサービスを選択することが重要です。
◆ノウハウが全くない企業の場合
→ 企画から集客、当日運営、フォローまで一気通貫でサポートしてくれる会社を選択
◆配信環境は整っているが集客に課題がある企業
→ 集客支援に特化したサービスや、共催ネットワークを持つ会社を選択
◆ウェビナーは実施できているが商談につながらない企業
→ フォローアップやインサイドセールス連携に強みを持つ会社を選択
特に注目すべきは、「どこまでが基本サービスで、どこからがオプションか」を明確にすること。後から追加費用が発生して予算オーバーになるケースを防げます。
料金体系
費用対効果を正しく評価し、投資として判断することが重要です。
【料金比較の落とし穴】
単純な料金の安さだけで選ぶと、結果的に高くつくことがあります。重要なのは「1商談あたりのコスト」や「1リードあたりのコスト」で評価することです。
【確認すべき料金項目】
- 初期費用:配信環境構築、アカウント設定など
- 月額/回数料金:定額制か都度払いか、最低契約期間はあるか
- 成果報酬:リード獲得数や商談数に応じた料金体系もある
- 追加料金:時間延長、参加者数増加、録画編集などで発生する可能性
【投資対効果の考え方】
例えば、月額10万円の代行サービスでも、それにより営業担当者が月20時間を商談に充てられるようになれば、商談数増加による売上向上で十分にペイできる可能性があります。コストではなく投資として捉え、ROIで判断することが重要です。
ウェビナー代行会社の主なサービス
ウェビナー代行会社が提供する主要サービスを、内製では実現が困難な専門性という視点から解説します。
企画設計
成果を出すための戦略立案から実行まで、プロの視点で設計します。
【内製の限界】
自社でウェビナーを企画する場合、「とりあえず製品紹介をしよう」「他社もやっているから」といった曖昧な目的設定になりがち。結果として参加者のニーズとズレた内容になり、商談につながりません。
【代行会社の専門性】
代行会社は、目的から逆算した戦略的な企画設計を行います:
- ターゲット分析:誰に、どんな課題解決を提供するかを明確化
- 競合差別化:他社ウェビナーの分析から、独自の価値提案を設計
- コンテンツ最適化:45分の時間配分、スライド構成、話す内容まで成果を出すための型に落とし込む
- スピーカー支援:話し方のコーチング、リハーサルでのフィードバック
プロの視点で企画することで、「参加して良かった」と思われるウェビナーを実現します。
集客支援
ターゲットに確実に届ける多角的な集客の仕組みを構築します。
【内製集客の壁】
自社リストへのメール配信だけでは、すぐに頭打ちに。新規リード獲得のためのノウハウや、適切な告知タイミングがわからず、集客に苦戦するケースが大半です。
【代行会社の集客メソッド】
代行会社は、多角的なアプローチでターゲットに確実にリーチします:
- 共催ネットワーク活用:パートナー企業との共催で、新規見込み客を開拓
- マルチチャネル展開:メルマガ、SNS広告、セミナーポータル、プレスリリースなど複数経路で告知
- 参加率向上施策:リマインドメールの最適化(開催3日前、前日、当日朝)で離脱を防ぐ
- ターゲティング精度:業界、役職、企業規模などでセグメントし、刺さるメッセージを配信
関連記事:ウェビナーで効果的に集客する方法とは?成功ポイントと合わせて紹介
開催当日のサポート
プロフェッショナルな配信運営で、スピーカーは内容に集中できます。
【内製運営のリスク】
配信トラブル、進行の不手際、参加者対応の遅れなど、当日の運営ミスは企業の信頼性を大きく損ないます。担当者も配信操作に気を取られ、内容に集中できません。
【代行会社の運営体制】
技術スタッフとディレクターがチームで対応し、スピーカーは話すことだけに集中できる環境を提供:
- 事前準備の徹底:接続テスト、リハーサル、バックアップ環境の準備
- 当日の役割分担:配信オペレーター、チャット対応、Q&A管理を専門スタッフが担当
- トラブル対応力:音声・映像トラブルへの即座の対処、代替手段の準備
- 参加者体験の向上:スムーズな入室案内、タイムキーパー、アンケート実施
プロの運営により、参加者満足度の高いウェビナーを実現します。
開催後の参加者へのフォロー
【内製フォローの課題】
ウェビナー終了後、参加者リストを営業に渡すだけでは商談化率は上がりません。適切なタイミングとアプローチが必要ですが、そのノウハウが不足しています。
【代行会社のフォロー戦略】
参加者の熱量が高いうちに、段階的なアプローチで商談化を促進:
- 即日フォロー:お礼メール、資料配布、アンケート実施
- セグメント別アプローチ:参加時間、アンケート回答、質問有無で分類し、最適なフォローを実施
- ナーチャリング設計:すぐに商談化しない層への継続的な情報提供
- 効果測定と改善:参加者の反応を分析し、次回ウェビナーの企画に反映
このような体系的なフォローアップにより、ウェビナーの投資効果を最大化します。
実績が豊富なおすすめウェビナー代行会社6選
1.AdAI

AdAIは、共催先の選定から集客・当日の運営まで一気通貫したウェビナー支援サービスを提供している企業で、200社以上のウェビナー支援実績があります。
AdAIでは、ウェビナー告知から商談獲得までを一元サポートできる「WPOプラン」とウェビナー動画からリード獲得ができる「Webinar Stock」を提供しており、両者を組み合わせることで500リード、50商談をCPA3000円以下で獲得することを実現しています。
AdAIのサービス詳細はこちら
2.ニューピークス
ネクストアドでは、BtoB向けに特化したウェビナー運営代行サービスを提供しています。
主な事業はコンテンツマーケティング支援で、ウェビナーに加えて新規顧客獲得の戦略策定、ウェブ記事やホワイトペーパーの制作、広告運用、アウトソーシングなど、幅広いサービスを提供しています。また、新規顧客獲得だけでなく、リードナーチャリングの支援プランも用意しています。ウェビナーの本番だけでなく、その前後のサポートも行うことができる会社です。
ニューピークスのサービス詳細はこちら
3.Dr. Seminar
ウェビナー配信ツール「Dr. Seminar」を活用したウェビナー代行サービスを提供しています。
当サービスは、ウェビナーツール「Dr. Seminar」、集客支援、事務局代行の3つの主要なサービスに分かれています。Dr. Seminarは、3,000以上のBtoBマーケティングプロジェクトを支援しているマーケティング支援会社によって開発されたツールで、ウェビナーの効果を最大化するよう設計されています。ウェビナー配信に加えて、見込み客のデータベース化やセミナー申し込みページの作成など、マーケティングに必要な機能も充実しています。
料金体系は、Dr.Seminarの初期費用が10万円、月額費用が4万円です。ウェビナー集客や事務局代行の費用は別途発生します。
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4.ニューズベース
ウェビナー代行サービスでは、事前準備、当日の運営、そして事後フォローまで、全面的なサポートを提供します。商談の機会を創出し、リードを獲得するための最適なウェビナー施策を提案します。
ニューズベースはオンラインイベントだけでなく、ハイブリッド形式のイベントにも対応しており、年間400件以上の運営実績を誇ります。
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5.FLOURISH
マーケティングやプロモーション支援に強みを持つFLOURISHは、ウェビナーを効果的なマーケティング手法として活用し、主催者の目標に寄り添いながらサポートを提供します。目標設定からコンテンツ制作、集客、本番運営までを包括的に支援します。使用可能なウェビナーツールはZoom、YouTube、Teamsで、オプションとして二次利用可能な動画素材の制作も行っています。
FLOURISHのサービス詳細はこちら
6.Airz Webinar
Airz Webinarは、完全オンライン型やハイブリッド型のウェビナーに対応し、集客人数や商談数などの目標達成に向けた企画提案も得意としています。また、ウェビナーの内製化を目指す企業向けの支援プランも用意しています。柔軟なプラン設計、専任担当者のアサイン、Zoom特化の支援が大きな特徴です。企業ごとに担当者が付き、全面代行や部分代行が可能であり、BtoBコンサルティング事業も展開しているため、マーケティング支援も代行も行っています。
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大規模ウェビナーが得意な代行会社4選
1.TKPウェビナー
専用の配信スタジオを持つTKPウェビナーは、プロフェッショナルな環境での配信をサポートします。TKPウェビナーは、全国に会議室やセミナー会場を展開しているTKPが提供するウェビナー代行サービスです。専用の配信スタジオを完備しており、高画質・高音質の配信を実現できます。また、プロのスタッフが配信をサポートしてくれるため、安心してウェビナーを開催することができます。
TKPウェビナーのサービス詳細はこちら
2.東京セミナースタジオ
東京セミナースタジオは、高品質な配信設備とスタッフのサポートで安心して利用できます。東京セミナースタジオは、東京都内に複数のスタジオを展開しているウェビナー代行会社です。高品質な配信設備と経験豊富なスタッフが、ウェビナーの成功をサポートします。
東京セミナースタジオのサービス詳細はこちら
3.Jストリーム
大規模ウェビナーの実績が豊富なJストリームは、信頼性の高いサービスを提供しています。Jストリームは、長年培ってきたノウハウと実績に基づき、高品質なウェビナー代行サービスを提供しています。大規模なウェビナーから小規模なウェビナーまで、様々なニーズに対応可能です。また、配信技術や集客ノウハウも豊富で、安心して任せられる会社です。
Jストリームのサービス詳細はこちら
4.フクラシア
ウェビナーやオンライン会社説明会、後援会、会議、懇親会など、少人数の社内イベントから外部向けの大規模イベントまで、あらゆるオンラインイベントに対応いたします。当社の配信サポート内容には、配信代行・サポート、動画収録プラン、会場提供の3つがあり、2024年度には2,000件以上の実績があります。また、ホテル事業を母体とするフクラシアで育成された、高いホスピタリティを持つスタッフが配信サポートを行う点も、大きな魅力です。
フクラシアのサービス詳細はこちら
まとめ:ポイントを押さえて自社にあったウェビナー代行会社を選ぼう
ウェビナーの成功は、適切なパートナー選びから始まります。
内製運営では「工数負担」「配信トラブル」「集客力不足」「低い商談化率」といった課題に直面しがち。これらを解決するのが、プロの代行サービスです。
代行会社選定の3つのチェックポイント
- 自社の業界・規模での実績があるか
- 必要なサービスの提供範囲をカバーしているか
- 投資対効果(ROI)で判断しているか
今すぐ検討すべき企業の特徴
- マーケティング部門が3名以下
- ウェビナー経験が浅い、または未経験
- 集客や商談化に課題を感じている
AdAIは200社以上のウェビナー支援実績を持ち、共催先の選定から集客・当日の運営まで一気通貫でサポート。「WPOプラン」と「Webinar Stock」により、500リード、50商談をCPA3000円以下で獲得することを実現しています。
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