
導入前の課題
- セールスイネーブルメント領域は、一般的な認知度が不足しており、イベント開催の必要性を感じていた。
- 大規模な対面イベント開催の経験がなかった。
- マーケティング領域における社内リソースが不足していた。
導入背景
- 大規模な対面イベント開催やマーケティング全般における、ノウハウや知見が豊富な企業を探していた。
- 以前からウェビナー支援でお付き合いがあり、オペレーション面を中心に評価していた。
- 最終的には、過去の実績と、担当者のコミットメントへの力強い言葉が決め手になった。
結果
<定量>
- 投資金額に対して、10倍以上の金額を回収できた。
- 商談化した企業のほとんどが新規のお客様。これまでリーチできていなかった層へ「セールスイネーブルメント」を届けられるイベントになった
- メインターゲットとなるエンタープライズ企業の役職者を集客することに成功した。
<定性>
- カンファレンスに来場されたお客様から「内容の具体性」「オペレーションのスムーズさ」などで、高い満足度が得られた。
- 「セールスイネーブルメント」を実践している企業同士の交流の機会を設けたことで、参加者同士の情報共有につながった。
- 「コンテンツ制作やスピーカーのアレンジ」という得意領域に専念でき、カンファレンスのクオリティを高められた。
株式会社Xpotential様は、2025年7月に「セールスイネーブルメント」に特化した、国内最大級のカンファレンスを開催。弊社とは元々、ウェビナーを通じてのご縁があったことから、カンファレンス開催支援サービスを活用していただきました。「投資金額に対して10倍以上の金額の回収」という定量面に加え、認知拡大や新たな顧客創造などにつなげることができました。今回はその舞台裏や成果について、代表取締役会長の山下貴宏様に伺いました。
「セールスイネーブルメントの認知拡大」を見据えた大規模カンファレンス。過去のウェビナー支援実績が依頼の決め手に。
- セールスイネーブルメントに特化した、国内最大級のカンファレンス【Sales Enablement Summit 2025】の開催を検討された経緯を教えてください。
- 弊社は2019年設立の企業ですが、その後のコロナ禍の影響で対面のイベントができない状況下にありました。これまでもウェビナーを中心に集客を行っていたのですが、新たに「セールスイネーブルメント」の認知の拡大と、それを通じた商談機会を増やしたいと考えたのです。
ところが、社内にはマーケティングに特化した人材や大規模なカンファレンスを取り仕切った経験者がおらず、知見とリソース不足という課題がありました。そこで、ウェビナー支援を通じて信頼があり、豊富なノウハウを持つ貴社に依頼させていただきました。 - 弊社へご依頼いただく際、決め手になったことをお聞かせください。
- 「セールスイネーブルメント」という領域は、一部ではすでに導入が進んでいるものの、まだまだ広く浸透しているとは言えません。その領域を広く発信していく上で、多岐にわたるノウハウを有し、すでに数多くのベンダーさんとのお付き合いがある貴社がトータルでサポートしてくださる点は、とても魅力的でした。
また、過去のウェビナー支援を通じて「知見」「データベースの豊富さ」「プログラムフローの作り方」などの基準の高さを知っていたので、安心して任せられました。特に「いつまでにどの工程が終わっていれば集客が成功するか」「どのようなフローでお客様に満足度の高いコンテンツを提供するか」といったオペレーション面で、次のアクションを具体的に示しつつリードをしてくれた点が信頼感につながりました。あとは、担当者の力強いコミットメントの言葉で不安が払拭され、安心してプロジェクトを任せられました。
メインターゲットを集めきる集客施策と、スムーズなオペレーションで、高い満足度に寄与
- カンファレンスの集客フェーズについて、率直なご感想をお願いします。
- とてもありがたかったのは、集客に際して、協力していただけそうな協賛パートナーの候補出しから打診までしてもらった点です。弊社だけでは、セールス・マーケティング領域の豊富なネットワークを活用し、セールスイネーブルメントというテーマに最適な協賛パートナーを選定するのは難しかったと感じます。
協賛パートナーから了承をいただいた後の集客フェーズでは、ターゲットへのDM送付を主導し、実際に参加者を集めきるところまでコミットしていただきました。開催日が近づくにつれて協賛パートナーへのプッシュの頻度を上げるなどの細かなノウハウも実践いただき、着実に集客数を増やしていただきました。
さらに、ただ集客するだけでなく、弊社のメインターゲットであり商談に結びつきやすい「エンタープライズ企業の役職者」の方々を中心に集めていただいたのもポイントです。想定していたターゲット通りかつ、想像以上の人数の方に来場していただき、大変満足しています。 - 弊社へご依頼いただく際、決め手になったことをお聞かせください。
- 「セールスイネーブルメント」という領域は、一部ではすでに導入が進んでいるものの、まだまだ広く浸透しているとは言えません。その領域を広く発信していく上で、多岐にわたるノウハウを有し、すでに数多くのベンダーさんとのお付き合いがある貴社がトータルでサポートしてくださる点は、とても魅力的でした。
また、過去のウェビナー支援を通じて「知見」「データベースの豊富さ」「プログラムフローの作り方」などの基準の高さを知っていたので、安心して任せられました。特に「いつまでにどの工程が終わっていれば集客が成功するか」「どのようなフローでお客様に満足度の高いコンテンツを提供するか」といったオペレーション面で、次のアクションを具体的に示しつつリードをしてくれた点が信頼感につながりました。あとは、担当者の力強いコミットメントの言葉で不安が払拭され、安心してプロジェクトを任せられました。 - カンファレンスの開催フェーズについて、率直なご感想をお願いします。
- ンファレンスは大成功だったと考えています。参加したお客様から、「内容に具体性があった」とコンテンツについての評価をいただいており、貴社に主導してもらった「オペレーションのスムーズさ」にもご満足の声を頂戴しています。今回のカンファレンスはスケジュール的にかなりタイトでしたが、素早く的確に進行してもらったことも助かりました。
さらに、「セールスイネーブルメント」をすでに導入されている企業同士が実際につながる交流の場も提供でき、情報共有ができたことも、お客様の満足度を押し上げた要因だと思います。
商談化した企業の大多数が新規のお客様。投資金額に対して10倍以上の金額回収へ
- 【Sales Enablement Summit 2025】の成果について教えてください。
- 商談につながったのはほとんど新規のお客様で、「投資金額に対して10倍以上の金額を回収」という、インパクトの強い定量的な成果を残しています。定性面でも「お客様からの認知」「クオリティ」などにおいて、高いレピュテーションを得られました。特に「業務イメージが湧くレベルまで実例をあげ、ここまでオープンにしてくれるイベントはなかった」という声をいただけたことに、弊社としても確かな手応えを感じています。
また、弊社が得意とする「コンテンツ制作やスピーカーのアレンジ」という領域に最大限専念できたのは、貴社の運営のノウハウや実際のオペレーションのサポートがあったからだと認識しています。 - そのほか、弊社の支援でご満足いただけているポイントはありますか?
- 事例記事の制作やHPの改修、MAツールの管理・運営にも一部参画していただいています。当社にはないマーケティングリソースを活用し、色々と柔軟に対応してくださるので助かっています。
先日も「お客様先に取材して記事にする、事例インタビュー」を急遽お願いしたのですが、短納期の中でスピーディーかつ的確に対応してもらいました。
豊富な知見や実績を活かし、投資対効果を追求してくれるパートナー
- 今後、弊社に期待することを教えてください。
- 「リードを安定的に確保する」というのが、当社の課題なので、今後も貴社の豊富な知見を土台とした的確なアドバイスやサポートを期待しています。自社にいくらコンテンツがあっても、リソースの制約により「十分に活用・発信できていない」というジレンマがあります。そこに対して、投資対効果の高い施策を打っていくのが目標です。今後の弊社の方針としては、より参加者と密にコミュニケーションができるようなラウンドテーブル形式のセミナーなどを検討しています。
- 投資対効果の側面で、弊社への評価をお聞かせください。
- マーケティングコストは、かけようと思えばいくらでも肥大化していく特性がありますが、投資対効果が重要です。例えば、当社の場合だと「BtoBのエンタープライズ企業の役職者」の方々がメインターゲットですが、SNSを駆使して情報を集めるタイプの方々は少ない傾向にあります。そのため、従来のSNS広告ではあまり効果が見込めません。一方で、ウェビナーをご覧になる方々は多いので非常に有効ですが、ひたすらウェビナー開催をするのが正解というわけでもないのです。
ABM(Account Based Marketing)のような取り組みが必要で、幅広いチャネルがある中で「どこにどのようなメッセージやコンテンツを発信すれば最も効率的に商談へ結びつくか?」をきちんと分析し、戦略を立てることが重要になります。貴社は豊富な知見や実績を活かし、マーケティングコストに対して最適な戦略を練り上げて、提案してくれる存在です。 - 弊社のサービスを、どのような企業におすすめしたいですか?
- 「世の中に出したいコンテンツはあるものの、マーケティングのリソースが足りない」という企業にとって、最適ではないでしょうか。例えば「実務の支援をしてほしい」というスタートアップ企業にはピッタリだと思います。また、今回は貴社が「セールステック領域のノウハウや業界のネットワーク」を存分にお持ちでした。そこに対して、弊社のビジネスとの相性が抜群だったので、特にセールステック業界にはおすすめです。