SEOではキーワードの選定が命と言っても過言ではないほどキーワードが重要です。

コンテンツの順位が上がるも上がらないもキーワード選定にかかっています。しかし、クライアントの話を伺っていると驚くほどキーワードのことを知らない人がいることに悲観するほどです。

キーワード対策がうまくいかなければSEOは絶対にうまくいきません。そこでAdAIがSEOのキーワードについてご説明いたします。

 

SEOキーワードとは

コンテンツを作る際、SEOを意識している場合には必ずコンテンツ1つにつき1つのキーワードをテーマにして作っているはずです。そのSEOコンテンツを作る際のテーマにしているキーワードのことをSEOキーワードといいます。

SEOでうまくいっているサイトは例外なくターゲットにするキーワードを明確に定め、そのキーワードで上位化できるように対策が練られています。

将来的なところはわかりませんが、2022年の時点ではSEOを成功させる最重要要素の1つがキーワード選定にあります。

引用元:https://www.seohacks.net/blog/2549/|ナイル株式会社

 

SEOキーワードが必要な理由

SEOは検索エンジン最適化を意味しています。つまり、検索結果でどうやって上位に表示させるのかを対策するのですが、その際には必ずキーワードを意識します。ユーザーが入力したキーワードには意図がありますので、その意図を理解してユーザーに有益なコンテンツを配信することがコンテンツSEO対策につながるからです。

このときに、ユーザーの悩みであれば何でもよいのかといえばそうではなく、アクセス数を集めるためには検索回数の多いキーワードを選ぶ必要がありますし、たとえ悩みがあったとしてもユーザーが知らない言葉であっては検索窓に入力すらされません。

そのため、ユーザーの検索意図や考えを逆算してSEOキーワードを選定する必要があります。

 

SEOキーワードの種類

SEOキーワードには3つの種類があり、月間検索回数により分けられています。

一般に月間の検索回数が1万回を越えるキーワードのことをビッグワードといいます。ユーザーの検索回数は非常に多い反面、上位化させる難易度はむずかしいのが普通です。そのため、ビッグワードで検索上位に表示されるためには戦略と長い期間を要します。

スモールワードはロングテールワードとも呼ばれます。検索回数が少ないキーワードのことですが、SEOの難易度が低いことが多く、立ち上げた当初のサイトであっても対策をしっかりしていれば数か月で検索上位に来ることも可能です。

ミドルワードはスモールワードとビッグワードの中間に位置するキーワードです。キーワードボリュームが多いものの、難易度も高く、上位化には一定の時間が必要です。しかし、ミドルワードの攻略がビッグワードの上位化につながることが多く、メディアを拡大するためには積極的に狙っていく必要があります。

ビッグワード、ミドルワード、スモールワードのいずれでもいえることですが、検索ボリュームが多寡で選ぶべきではなく、自身のサイトでどのようなユーザーにどういう情報を発信するのかを考えながら選定する必要があります。

ただし、後述するとおり、スモールワードであっても難易度が高く手を出すべきではないジャンルも存在します。スモールワードの難易度が低いのは一般論であって必ずではありません。ここを勘違いすると泥沼にはまる可能性があります。

 

検索クエリタイプ

引用元:https://webtan.impress.co.jp/e/2019/01/16/31390

検索クエリとは、ユーザーが実際に検索したキーワードのことです。SEOキーワードと混合しやすいですが、SEOキーワードは検索されるだろうと推測しているキーワードですが、検索クエリは実際に検索されているキーワードです。

SEOキーワードの検索ボリュームは過去1年の数値をもとに推測した数値ですので今後検索されるかどうかはわかりませんが、検索クエリは必ず検索されたキーワードです。

この検索クエリにはDoクエリ、Knowクエリ、Goクエリと大きく3つのタイプに分けられます。このクエリのタイプを理解していないとコンテンツを作る際に検索意図がずれてしまう可能性があります。ユーザーがどのクエリタイプの検索をおこなっていて、自社はどのような対策ができるかを考えるところからコンテンツ制作がはじまります。

 

Doクエリ

Doクエリ(ドゥークエリ)とはユーザーが何かをしようとしているクエリのことです。例えば「ドコモ 解約」というクエリは「ドコモで契約している携帯電話を解約したい」のだろうと推測できます。

このように、具体的に何かのアクションを取るためのクエリのことをDoクエリといいます。

なお、Doクエリのなかには購入を目的としたBuyクエリ(バイクエリ)があり、Doクエリ、Knowクエリ、Goクエリと合わせて4つの種類に分けることもあります。

 

Knowクエリ

Knowクエリ(ノウクエリ)とはユーザーが情報を集めたいと考えているときに使われるクエリです。多くの場合でKnowクエリに分類され、SEO対策をおこなう場合にもっとも楽で、対策の基本となることがKnowクエリです。

ユーザーの「知りたい」をサポートするためには適切な回答を明確に出す必要があります。

 

Goクエリ

Goクエリ(ゴークエリ)はどこか特定の場所やサイトに行きたいと思ったときに使われるクエリです。例えば、買い物をしたいと思ったときに「Amazon」や「楽天」で検索することがあるはずです。これがGoクエリです。

 

SEOキーワードの選定方法

SEOキーワードを選定することは重要ですが選定するだけであれば、そこまでむずかしいものではありません。ただし、選定したキーワードのなかから優先順位を付けることはむずかしいことも多く、キーワードのグルーピングにはかなりの時間を要します。

ほとんどの作業は無料でおこなうことができますが、時短を目的に有料ツールを使っているSEO担当者も数多く存在します。

ここでは無料でおこなう場合にはどのような手法で選定するのかを紹介しますが、重要なことはやり方を覚えることではなく、どのようなロジックでキーワードを選定するのかを明確にすることです。

繰り返しになりますが、SEOにおいてキーワードの選定は極めて重要度が高く、ここで失敗するとすべてが崩れてしまうこともありますので念入りにチェックしてください。

 

サイトのテーマの決定

最初におこなうべきはサイトのテーマを決定することです。サイトとして何を打ち出すのかを決めなければ何も進みません。ここで軸キーワードを決めることで周辺キーワードも自ずと決まってきます。

例えば、SEOのことをテーマにしているのであれば「SEO」を軸キーワードに定めて周辺ワードを探っていくことになります。

軸キーワードは1つではなく、複数選んで構いません。むしろ、大型メディアともなれば複数の軸キーワードを持っていることは普通です。

ただし、軸となるキーワードですのでビッグキーワードを選ぶようにしてください。テーマにスモールキーワードをおいてしまうと周辺ワードがないということになりかねません。

 

周辺ワードの収集

ビッグワードを元に周辺ワードを集めるもっとも簡単な方法はラッコキーワードという無料ツールを使うことです。ラッコキーワードでビッグキーワードを入れるとサジェストキーワードが大量に取得できます。

 

検索ボリュームの調査

周辺ワードの収集ができたら、今度はこれをGoogle広告のキーワードプランナー機能で検索ボリュームを調べます。

キーワードプランナーは広告に課金をしなければ正確な数値はわかりませんが、無料版であってもある程度の数値がわかります。ビッグ、ミドル、スモール程度の分類になりますが、それでも全体感を掴むためにはかなり有用です。

 

キーワードのグルーピング

検索ボリュームを出したら、検索ボリュームの多い順にコンテンツを作成したくなりますが、その前におこなうべき重要な作業がグルーピングです。

サジェストワードの一覧を出すと似たようなキーワード、同じ意味のキーワード、意味は違うが検索結果は非常に似ている結果になるキーワードなどが存在します。

つまり、100のキーワードが出てきても、実際に対策すべきキーワードは20くらいしかないかもしれないということです。

同じ検索意図を持つコンテンツを複数作っても評価が分散されてしまい、上位表示がむずかしくなりますのでグルーピングは早い段階でおこなうことがおすすめです。

 

ポテンシャルの高いキーワードの探し方

ここまでは新規でサイトを作る場合やメディアやコラムを追加する場合にキーワードを創出する方法ですが、既にサイトを作っている場合にはさらに深いキーワード選定をすることができます。

Googleサーチコンソールでは実際に検索されたキーワード(クエリ)を1000件まで表示することができます。このクエリではクリック数、表示回数、クリック率、掲載順位の閲覧が可能です。

そこで一覧をダウンロードしてソートし、特に次の2点について確認してください。

 

  • ・掲載順位が低いのに表示回数が多い
  • ・検索順位が高いのにクリック率が低い

 

掲載順位が低いのに表示回数が多いということは、上位化することができれば相当な検索ボリュームが期待できるキーワードということです。そして、検索順位が高いのにクリック率が低いということはタイトルや説明文が適切ではない可能性が高く改善点が見えます。

表示回数が多くクリック数が少ないということは検索順位を上げることで流入を増やすことができる可能性が高く、優先して対策すべき可能性があります。

キーワードプランナーからわかる検索ボリュームは過去1年間の数値を元に算出した推測値です。そのため、時代の変わり目や流行などにより突然意識されるようになったキーワードには対応していません。

過去にデータがなくとも現時点でのボリュームを確認できる手段がGoogleサーチコンソールである以上は可能な限り丹念に確認してキーワードを拾う必要があります。

 

まとめ

キーワードの選定はSEOの最重要事項の1つです。しかし、多くのメディアでは軸となるテーマやキーワードが明確になっておらず、競合が取っているキーワードをベースにコンテンツを考えています。

しかし、本来論であれば自社メディアでしか配信できない情報を優先して配信することで優位性が確保できるはずであり、それでこそ独自性が確保できます。

SEOキーワードの一般的な出し方はご説明したとおりですが、この方法は一般化されすぎていますので必ずしも正解というわけではありません。丹念に確認を繰り返すことで自社の強みを活かせるキーワードが見つかりますので、特に意識してユーザーインテントを探るべきといえます。

しかし、そんなことがむずかしいという場合にはAdAIにお気軽にご相談ください。