いざSEOを取り組もうと思って、最初にわからないのは費用相場です。ツールは何がいくらなのか、インハウスなのか外注なのか、コンテンツはいくらくらいなのか?

費用相場がわからないという方もいますが、SEOに詳しい担当者でもなければ当然です。

多くのSEO会社はSEOを外注したときにいくら、何をするのにいくら、と答えますが、実はインハウスでやればコストを大幅に抑えることができます。

しかし、インハウスSEOは難しいという声もよく聞く話です。

そんなSEOの費用についてAdAIがわかりやすくご説明いたします。

 

SEOの費用相場

SEOの費用相場は大きくわかるとインハウスかSEO会社への依頼かで大きく変わります。会社がある程度大きくなるとWEB担当者を専任でおいてSEO担当も兼任するということはよくあります。

そして、SEO会社に依頼する場合には、大きく次の3つに分かれます。

 

  • ・内部対策
  • ・外部対策
  • ・コンテンツSEO

 

また、費用の支払い方は月額固定、成果報酬、一括払いの3パターンがあります。

SEO会社は数多く存在し、何をどの程度で行うかで費用は大きく変わりますが、月額固定のSEOであれば30万円~というのが一般的です。

引用元:https://web-kanji.com/posts/seo-price|株式会社ユーティル(Web幹事)

インハウスSEO

SEOを社内で行う場合、WEB担当者が複数の業務を兼任することになります。さらに必要に応じてコーダーやデザイナーが必要になりますが、こちらは複数のサイトを管理しているのであれば必要な時にだけ業務を依頼することで回ります。

ただ、コンテンツ制作だけはWEB担当者だけではできないことが多く、別途ライターをおいて記事を書いてもらうのが一般的。そう考えると記事制作だけを外注するので間に合います。

これはWEB担当者がSEOをできることが前提ですが、最初に内部対策をしっかり行うことができれば、あえてSEO会社に依頼する必要もないということです。SEO会社によってはSEO診断だけを行っているところもありますので可能な限り費用を抑える意味ではインハウスでやれないこともありません。

 

SEO会社に依頼

SEO会社に依頼すると内部対策の提案のほか、必要に応じてコンテンツ制作も行ってくれることがあります。

ただし、多くのSEO会社では月額費用に30万円程度かかりますが、SEOの指示書を作るだけで終わり、実務はクライアントに依頼するということが多く、コンテンツ制作をする場合には別途費用がかかります。

初期費用に10万円~40万円かかることも普通で、6か月契約という縛りがあるため、半年で200万円程度、1年間で400万円程度の費用がかかります。

大企業や商材次第ではSEO会社に依頼することも可能ですが、400万円のコストを計上できるのは中小企業には難しいのが現状です。

インハウスで行うよりも効果が出ることはSEO会社の強みといえますが、商材次第では費用対効果がよいとはいえないのも事実。SEO会社に依頼するかどうかは自社のリソースとよく相談する必要があります。

なお、AdAIは地方の中小企業のためにSEOをインハウス化支援を行っている会社です。年間数百万円の費用をかけられないという場合でも、柔軟に対応できますので一度お問い合わせください。

 

SEO向きの業界と向いていない業界

SEOを自社で行うか、SEO会社に依頼するかは商材や業界によっても異なります。

SEOを始めても最初の6か月は効果が出ないのが一般的です。しかし、商材が高くても安くても効果が出るまでには一定の期間を要しますので、単価が非常に安い商品をわざわざSEOで上げるのは非効率です。

SEOに向いている商材や業界には次のようなものが当てはまります。

 

  • ・きちんと調べる必要がある商品
  • ・単価の高い商品
  • ・継続して購入し続ける必要がある商品

 

反対にSEOに向いていない商材や業界としては次のようなものがあります。

 

  • ・大手サイトが寡占状態である商材
  • ・単価が非常に安く、検討期間が短い商品
  • ・YMYLの分野

 

商品によってはSEOではなく広告やSNSでの集客の方が向いていることもあり、SEOが万能というわけではありません。

 

SEOの費用相場

SEOで行う業務内容は非常に多岐にわたります。SEO会社では、そのほとんど全ての業務を引き受けることができますが、どのようなものであっても費用がかかります。

SEO会社によって金額帯や業務内容は非常に大きく変わりますので、下記は一例としてご参照ください。

上記のほか、内部対策のコーディング対応やサイトの表示速度対応をする場合には1項目あたり3万円~というような費用形態だったり、案件ごとに20万円~40万円程度で引き受けたります。

正直なところ、SEO会社側の言い値で依頼せざることも得ないのが企業側の立場です。しかし、AdAIには大手SEO会社に負けないだけのノウハウと圧倒的な価格優位性があります。

SEO会社に依頼したいけれど高いから諦めていたという中小企業ほど、AdAIにご相談ください。

 

SEO会社を選ぶ前に知っておくべきこと

SEO会社も玉石混交です。価格帯が高いものの非常に優れたSEO効果を出す会社もあれば、費用のわりに効果の出ない会社も実在します。

重要なことは高いか安いかではなく、かけた費用に見合ったSEO会社を選ぶことです。あまりに多いSEO会社の中から自社にとって最良の会社を見つけることは至難ですが、ある程度の道筋を示すことは可能です。

また、AdAIにご相談いただければ、自社はもちろん、他社の紹介も可能です。AdAIは中小企業のWEBマーケティングを支援する会社である以上、自社で引き受けるべきではないと判断した際には身を引く所存ですので、お気軽にご相談ください。

 

必ず上がるは注意

SEOに限りませんが「必ず」という言葉を使う営業マンにはご注意ください。SEO会社の中にはSEOの実力というよりも営業力で集客する会社も存在します。

この手の会社は数字を上げるためにはどんなことでもする傾向が強く、「必ず」を使いがちです。

まともなSEO会社であれば「必ず上がる」は絶対に言いません。

 

すぐに上がるは注意

SEOで「すぐに上がる」は危険信号です。

SEOはいつ順位が上がるかがわからないのが特徴です。必要期間が読みづらいので途中でメディアを閉鎖する会社が続出するほど先が見えません。

そのため、ほとんどのSEO会社では最低でも6か月はかかると伝えたうえで、最低契約期間も6か月と定めているのが普通です。

実際に対策をしたところ、さまざまな要因によりすぐに上がったというケースは少なくありませんが、営業時点で使う言葉ではありません。

 

被リンクで上げるは注意

誤解してほしくないのは、被リンクそのものは何も悪くないということです。むしろ、SEOを突き詰めると被リンクを取ることですので、被リンク対策は極めて重要度と優先度の高い施策といえます。

しかし、中には被リンクだけで上げようとする会社や質の悪い被リンクサイトの量産を続ける会社も存在します。

被リンクは重要ですが、被リンクをするための前提としては高品質なサイトが絶対条件です。そのためには先に内部対策とコンテンツを固めるのが王道です。

 

目的が不明確なときには注意

SEO会社の中には、検索順位を上げることをメリットや重要であるかのように営業する会社がありますが、これは大きな間違いです。

SEOは集客するための手段の1つであり、検索順位を上げることは目的ではありません。順位が低くてもアクセスが少なくても売上が立てばよいのです。費用対効果が合えばよいと言い換えてもよいです。

ビッグワードで検索上位を取ることを主張するSEO会社もありますが、ビッグワードで取る難易度と必要時間、必要性を考えるとミドルワードやスモールワードで集客した方が効率がよいこともあります。

さらに定期的なコアアルゴリズムアップデートにより検索順位は変わりますので、どんなときであっても集客し続けられるサイト運営をバックアップしてくれる会社に依頼しなければ意味がありません。

 

費用が高いときには注意

SEO会社によっては見積もり時点で80万円~100万円を出してくる会社があります。これは施策内容が十分にであれば妥当なこともあります。

費用が高いことが問題ではなく、自社のWEBマーケティングのステージを考えたときに、その金額で妥当かどうかを考える必要があるということです。

商品の価格や市場の大きさによっては少ないコストで継続して集客し続ける手法を考える必要があり、それくらいの企業戦略も考えてくれないSEO会社には依頼すべきではありません。

 

SEO会社を選ぶときには

インハウスでSEOが難しいと判断したときにSEO会社に依頼することはよくあります。ただ、SEO会社がいくらで何をしてくれるのかを知らないと自社が損をすることになります。

特に営業担当から話を聞いても、どのSEO会社も同じように聞こえるはずです。これは具体的に何をどうするかまでを営業資料で見せられないので当たり前といえば当たり前です。

その結果、過去の成功事例や大手企業が使っているから、というような曖昧な理由で契約することがよくあります。

順番としてはインハウスでどこまでできるかを考え、自社でできない不足部分を外注するという考え方をすると無駄がありません。

では自社でできない部分がどこなのかを特定するには、以下のことができるかどうかを考える必要があります。

 

  • ・調査分析
  • ・コンテンツ制作
  • ・内部対策
  • ・外部リンク獲得

 

しかし、細かなところまではわからないということもあるはずです。そのようなときにはAdAIが貴社の力になりますので、お気軽にご相談ください。