ウェビナーは現代のビジネスにおいて重要なマーケティング手法となっています。ウェビナーを成功させるためには、目的にあったツールを選ぶことが重要です。

「ウェビナーを始めてみたいけど、どんなツールを選べばいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事ではウェビナーで必要不可欠なツールの選び方や選び際のポイントを詳しく解説していくので、これからウェビナーを始めてみたい方はぜひ参考にしてみてください。

ウェビナーとは?

ウェビナーとは、Webとセミナーを組み合わせた造語で、インターネットを通じて行うオンラインセミナーのことです。オンラインでのコミュニケーションが普及したことで、企業や個人が手軽に開催できるツールとして注目されています。従来のセミナーと比べて、場所や時間、参加者の制限がなく、より多くの人に情報を発信できる点が大きなメリットです。

近年では、新型コロナウイルスの流行以降、対面でのセミナー開催が困難になったことから、ウェビナーの利用がさらに増加しています。ウェビナーは、場所や時間、参加者の制限がなく、安全に情報発信できるため、企業や個人の間で広く普及しています。

ウェビナーとは?メリットから開催のステップまで紹介

ウェビナーツールとは?

ウェビナーツールは、オンラインセミナーやウェブ会議を効果的に実施するためのソフトウェアやプラットフォームです。これらのツールは、企業や教育機関が地理的な制約を超えて、大規模な聴衆にリアルタイムで情報を提供することができます。

おすすめのウェビナーツール10選

ここでは具体的におすすめのウェビナーツールを紹介していきます。

Zoom

(出所:zoom公式サイト

Zoomは、世界中で広く利用されているウェビナーツールです。操作が簡単で、高画質・高音質の映像・音声通話を

実現できます。無料版では、40分間の制限がありますが、有料版では時間制限がなくなり、より多くの機能が利用できます。

Zoomは、ウェビナーだけでなく、オンライン会議やオンライン授業など、様々な用途で利用されています。豊富な機能と使いやすさから、多くの企業や個人に選ばれています。

Zoomのメリット

・使いやすい操作性:直感的なインターフェースで、誰でも簡単に利用できる。

・高画質のビデオ通話:HD画質のビデオ通話で、クリアな映像と音声を伝達できる。

・低価格:無料プランに加え、有料プランも月額1,400円からとリーズナブル。

・豊富な機能:録画機能、チャット機能、画面共有機能など、ウェビナーに必要な機能が充実している。

Cocripo

(出所:Cocripo公式サイト

Cocripoアンケートや投票機能、ホワイトボード機能など、インタラクティブな機能が充実したウェビナー専用ツールです。参加者とのエンゲージメントを高めたい方におすすめ。

Cocripoのメリット

・インタラクティブな機能:アンケートや投票機能、ホワイトボード機能、Q&A機能など、参加者との双方向的なコミュニケーションを促進する機能が充実。

・高いデザイン性:洗練されたデザインのインターフェースで、参加者にとって使いやすく、満足度の高いウェビナーが開催が可能。

・分析機能:ウェビナーの視聴状況を分析し、効果測定に役立てることができる。

GoogleMeet

(出所:GoogleMeet公式サイト

GoogleMeetは、GoogleWorkspaceに含まれるビデオ会議ツールです。Googleアカウントがあれば無料で利用できるため、手軽にウェビナーを開催できます。シンプルで使いやすいインターフェースなので、初めてウェビナーを開催する方でも安心して利用できます。

GoogleMeetのメリット

・ 無料で利用できる:Googleアカウントがあれば無料で利用できる。

・シンプルなインターフェース:操作が簡単で、初心者でも使いやすい。

・ Google Workspaceとの連携:GoogleWorkspaceとの連携がスムーズ。

・ 高画質・高音質:高画質・高音質の映像・音声通話を実現できる。

CiscoWebex

(出所:CiscoWebex公式サイト

CiscoWebexは、企業向けのウェビナーツールです。豊富な機能と高いセキュリティが特徴です。大規模なウェビナーにも対応できることが大きな特徴です。

CiscoWebexのメリット

・高いセキュリティ性:シスコシステムズが提供する高セキュリティなプラットフォームで、機密情報を取り扱うウェビナーにも安心して利用できる。

・大規模ウェビナーへの対応:最大10,000人規模までのウェビナーを開催できる。

・豊富な機能:録画機能、ライブ配信機能、字幕機能、翻訳機能など、ウェビナーに必要な機能が充実している。

V-CUBE セミナー

(出所:V-CUBE セミナー公式サイト

V-CUBE セミナーは大規模配信にも対応可能な高機能なウェビナーツール。安定した配信と豊富な機能を求める方におすすめ。

V-CUBE セミナーのメリット

・大規模配信への対応:最大26,000人規模までのウェビナーを開催できる。

・高い安定性:独自の高品質配信基盤により、途切れることなく安定した配信を実現。

・豊富な機能:録画機能、ライブ配信機能、アンケート機能、Q&A機能、ホワイトボード機能など、ウェビナーに必要な機能が充実。

・高度なセキュリティ:暗号化通信や不正アクセス防止機能など、高度なセキュリティ対策を施している。

Fresh Voice Webinar

(出所:Fresh Voice Webinar公式サイト

Fresh Voice Webinarは、挙手機能を搭載した、ウェビナーに特化したツールです。誰でも簡単に参加できるのことが特徴です。

Fresh Voice Webinarのメリット

・参加者向けの機能:参加者向けのアンケート機能や質疑応答機能など、ウェビナーに必要な機能が充実している。

・便利機能:録画・録音機能つき、サポートあり。

・ 高いセキュリティ:高いセキュリティが提供されている。

J-stream(Jストリーム)

(出所:J-stream(Jストリーム)公式サイト

高画質で安定した配信を実現するウェビナーツール。安定した配信と高画質にこだわる方におすすめ。

J-streamのメリット

・高画質で安定した配信:独自の高画質・高安定配信技術により、途切れることなくクリアな映像と音声を配信できる。

・録画機能:高画質な録画機能で、ウェビナーを後から視聴できる。

・簡単操作:直感的なインターフェースで、誰でも簡単に利用できる。

・サポート体制が充実:日本語のサポート窓口があり、困ったときにすぐに相談できる。

H3:AdobeConnect for Webinars(アドビコネクト)

(出所:AdobeConnect for Webinars(アドビコネクト)公式サイト

Adobe ConnectforWebinars(アドビコネクト)は、Adobeが提供するウェビナーツールです。高度な機能が充実しており、複雑なウェビナーにも対応できます。

AdobeConnect forWebinarsのメリット

・豊富な機能:録画機能、ライブ配信機能、アンケート機能、Q&A機能、ホワイトボード機能など、ウェビナーに必要な機能が充実している。

・高いデザイン性:アドビシステムズならではの洗練されたデザインで、参加者に良い印象を与えることができる。

・Adobe製品との連携:Adobe PhotoshopやAdobe IllustratorなどのAdobe製品と連携して、資料作成やプレゼンテーションをスムーズに行うことができる。

ネクプロ

(出所:ネクプロ公式サイト

ネクプロは、日本製のウェビナーツールです。日本語サポートが充実しており、初めてウェビナーを開催する方でも安心して利用できます。

ネクプロのメリット

・ウェビナー機能:録画機能、ライブ配信機能、アンケート機能、Q&A機能など、ウェビナーに必要な機能が充実している。

・顧客管理機能:顧客情報管理、顧客分析、メール配信など、顧客管理に必要な機能が揃っている。

・マーケティング機能:ランディングページ作成、リード管理、キャンペーン管理など、マーケティングに必要な機能が揃っている。

Bizibl(ビジブル)

(出所:Bizibl(ビジブル)公式サイト

ウェビナーだけでなく、オンラインイベントや研修も開催できるツール。幅広い用途で利用したい方におすすめ。

Biziblのメリット

・多様なイベントに対応:ウェビナー、オンラインセミナー、オンライン展示会、オンライン研修など、様々なイベントに対応できる。

・高い拡張性:豊富なオプション機能で、イベントの目的に合わせたカスタマイズが可能。

・分析機能:イベントの視聴状況を分析し、効果測定に役立てることができる。

ウェビナーツールの選び方

ウェビナーツールの選び方のポイントを説明していきます。

参加者側の使いやすさ

ウェビナーの成功には参加者の満足度が欠かせません。したがって、参加者にとって使いやすいツールを選ぶことが重要です。特に、参加者が簡単にアクセスでき、操作が直感的で分かりやすいツールが理想です。たとえば、パソコン、スマートフォン、タブレットなど、様々なデバイスからアクセスできるかどうか、初めての参加者でも操作が簡単かどうか、インターフェースが見やすく、機能の配置が分かりやすいかどうか、さらに音声や映像の品質がクリアで途切れないことなどを確認することが大切です。

コミュニケーション機能

ウェビナーの効果を最大限に引き出すためには、参加者との双方向のコミュニケーションが重要です。質疑応答やアンケート、チャット機能など、参加者とインタラクティブに交流できる機能が充実しているツールを選ぶことで、参加者のエンゲージメントを高め、ウェビナーをより有意義なものにすることができます。リアルタイムで質問に答えたり、参加者の意見や感想を収集したり、参加者同士や講師とのコミュニケーションを図ることができるツールが理想的です。

映像や音声の記録機能

ウェビナーの内容を記録しておくことで、後から見返すことができます。また、記録した映像や音声は、ブログやSNSで公開することで、より多くの人に情報を発信することができます。録画機能や録音機能が充実しているツールがおすすめです。

サポート体制

ウェビナーを開催する際にトラブルが発生することも考慮し、ツール提供元のサポート体制が充実しているかを確認することが重要です。日本語対応の有無や電話、メールサポートの提供状況、さらにFAQの充実度などをチェックすることで、万が一のトラブル時にも迅速に対応できるツールを選ぶことができます。

料金

ウェビナーツールには無料版と有料版があり、無料版では機能が制限されている場合があります。必要な機能が揃っているかを確認した上で、利用人数や機能によって料金が異なる有料版を検討するのが良いでしょう。特に、契約期間によっても料金が変わるため、予算に合わせて最適なプランを選ぶことが大切です。多くのツールが無料トライアル期間を提供しているので、その期間中に実際に試用して、自分に合ったツールかどうかを確認することをお勧めします。

ウェビナーの成功ポイント

実際にウェビナーを開催するときの成功するためのポイントを2点紹介していきます。

1.企画設計

2020年以降、ウェビナー開催は急速に普及し、多くの企業で実施されるようになりました。ただ、ウェビナーから商談獲得へとつなげるのに苦労している企業が多いのが現 状です。

2022年に実施された調査によると、参加者の満足度が高い場合に、商品・サービスの導入意欲が1.51倍高まることがわかりました。さらに、参加者の満足度が高かったウェビ ナーは「業務に役立つもの」「独自のノウハウを紹介するもの」でした。

 つまり、ウェビナーの満足度は「求めていた情報」「新たな情報」かどうかで決まり、ウェビナーから商談獲得につなげるためには「企画」が重要であることがわかります。

ウェビナーの企画ってどうやって立てる?7つのポイントと成功させるためのステップを紹介

2.開催後のアフタフォロー

ウェビナーから商談獲得につなげるには、緻密なウェビナー設計が重要ですが、開催後のアフターフォローも欠かせません。

ウェビナー参加者の温度感はウェビナー終了時点がいちばん高く、時間が経つにつれて興味度合いが薄れていってしまいます。そのため、特に興味度合いの高い参加者に は、ウェビナー直後にアフターコールすることが商談獲得のポイントです。

AdAIでは、「商談につながるウェビナー設計の8つのポイント」を公開しています。ウェビナーから商談につなげるためのノウハウをさらに知りたい方はぜひダウンロードしてみてください。

自力でのウェビナー開催が難しいと感じたら外注も検討

ウェビナー開催には多くの人員やノウハウが必要で、工数もかかるため自社での開催が難しいと感じる企業も多いのではないでしょうか?そういった場合にはウェビナー開催を熟知した企業に代行してもらうことも効果的です。

AdAIはウェビナーの代行200社以上の実績があり、 AdAIはウェビナー開催から商談獲得までを一元サポートできる「WPOプラン」とウェビナー動画からリード獲得ができる「Webinar Stock」を提供しています。

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まとめ:目的に合わせたウェビナーツールを選ぼう

ウェビナーは、企業や個人が情報を発信し、顧客との繋がりを深めるための有効な手段です。本記事では、ウェビナーの概要やツールの選び方、開催の成功ポイントについて解説しました。ウェビナーを開催する際には、目的に合わせて最適なツールを選び、効果的に活用しましょう。

ウェビナーは、近年ますます注目を集めているオンラインマーケティング手法です。ウェビナーを活用することで、企業は顧客との繋がりを深め、ビジネスを成長を促進させていきましょう。